【北海道士幌町移住体験】夏を快適に暮らす

移住

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暑い毎日、何して子どもと時間をつぶせばいいの…

毎年最高気温の記録が更新される昨今の夏。遊具で火傷するほど暑い季節は、子どもを外で遊ばせるのが心配になります。とはいえ貴重な幼少期の夏の大半を、屋内で過ごさせるのは勿体ない!

夏の間だけ、子供が外で思いっきり遊んでも安全な気候の地域に住めばいいんだ!

季節移住で夏も冬も快適に暮らそう!

季節移住とは、春先には花粉が飛散しない土地に、暑い夏は避暑地に、寒い冬は南国にというように、季節に合わせて別の地域でシーズンを通じて暮らすことを言います。

自治体によっては、季節移住の誘致に積極的で、さまざまなサポートを提供しているところもあります。

一定期間を住民と同じように暮らすことができる「お試し移住」を利用して、実際に夏の北海道暮らしを体験してみました。

北海道はエリアによって気候が違う

北海道の夏は、湿度が低いので蒸し暑い日は少なく、朝夕は肌寒い日もあります。気温は地域によって異なり、道東がもっとも低く8月の平均は17.5℃と20℃に届きません。本州に近い、函館や松前などを含む道南地方は夏日・真夏日の多い夏になりがちです。

観光地として人気の札幌、旭川は函館より北に位置しますが、気温は高く暑いので注意が必要です。

士幌町の場合

  • 美味しいご当地グルメ

士幌町は北海道の十勝地方の北部に位置する、自然豊かな町です。畑作や酪農などの農業が盛んで、町の特産は『しほろ牛』と『じゃがいも』。特産のジャガイモを使った『しほろスタイルフライドポテト』や、『しほろ牛ハンバーガー』など美味しいご当地グルメがそろっています。

  • カラッとした夏

士幌町の夏は暑くカラッとしており、冬は寒く雪が少ない北海道の中でも比較的暮らしやすい環境です。

  • アクセス良好

帯広空港から士幌町までは車でおよそ35分に位置し、道外からのアクセスが良好です。

移住体験住宅の基本情報

  • 移住体験オリベ
所在地建築年構造面積
士幌町字下居辺西2線13 2番地13平成 25 年木造モルタル 平屋2LDK83.40 ㎡
士幌町移住ポータルサイト:https://www.shihoro.jp/move/

利用条件:移住を真剣に考える方が利用できる。

利用期間:体験住宅の貸付期間は、原則10泊以上、最長6ヶ月以内。

利用料金:1泊3,000円(電気料、上下水道料金、放送受信料、インターネット回線使用料を含む)。ただし、飲食費、洗面具、衛生用品等の日常消耗品、追加で必要な寝具レンタル料等は借受者の負担 。

  • 申請から退居までのスケジュール

申請時期:1月上旬~1月下旬締切

内定通知:2月中頃。申請書、住民票などを提出。

入居初日:開庁している平日の日中に士幌町役場にて入居手続き。

最終日:11時までに清掃して立ち合い、退居。

※多くの自治体が入居・退去時は市役所開庁日である平日の日中を指定されています

体験した時期

・2022年6月23日~7月3日

東京都心は連日の熱中症アラートが発表されており、士幌町も30度前後の夏日でした。役場の方も「経験したことがない」とおっしゃるほど。

移住体験をしてよかったこと&困ったこと

よかったこと

  • 湿度が低くサラッとした気候
  • 見るものすべてが絶景
  • 大型遊具がある公園が多い
  • おしゃれで魅力的な道の駅が多い
  • 道の駅に子ども用の遊び場が併設されている
  • 世界でも珍しい植物系の温泉(モール温泉)がある
  • 満天の星空
  • クワガタを拾い放題
  • 美味しいご当地グルメが多い

湿度が低くサラッとした気候

 士幌町の6月の平均気温は20.5度なのに、滞在した期間は過去にないほど暑く、日中は30度前後でしたが、それでも朝・晩は涼しく快適で、水道水がとても冷たくて美味しかったです。

大型遊具がある公園が多い

おしゃれで魅力的な道の駅が多い

士幌町のグルメをまるっとお持ち帰りできるような幅広い品揃えのショップがそろった道の駅ピア21しほろや、大型の木製遊具やNHK連続テレビ小説「なつぞら」の世界観を体感できる施設をそなえた道の駅おとふけ なつぞらのふる里など、魅力的な道の駅めぐりが楽しかったです。

また道の駅には必ずソフトクリームが売られておりサラリーマンや自衛隊の方たちも購入されるほど。

世界でも珍しい植物系の温泉(モール温泉)がある

植物性の有機物を多く含むモール温泉は、世界でも希少な泉質で北海道遺産に選定されています。硫黄温泉よりも肌にやさしく「美人の湯」と称されています。

クワガタを拾い放題

移住体験施設は町から少し離れたところにあるため、一歩外に出ると「満天の星空」を見ることができます。そして街灯の下にはミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、コクワガタがたくさん落ちていました!虫網も必要なく、文字通り拾い放題です。たまたま持っていたビニール袋いっぱいに捕まえることができました。

美味しいご当地グルメが多い

畑作や酪農などの農業が盛んな十勝地方には、そこでしか食べられないご当地グルメが豊富です。士幌町でしか手に入らない「生産者還元用ポテトチップス」やしほろ牛100%のハンバーガー。

士幌町から車で30分の帯広市にはスイーツの名店が数多くあります。なかでも「マルセイバターサンド」で有名な六花亭の本店でしか味わえない「サクサクパイ」は、必ず訪れて食べたい逸品です。

そして豊富なソフトクリームの種類。どの店舗もハイクオリティなので、自分の好みのものが見つけられるでしょう。

困ったこと

  • 物価が高い
  • 車必須
  • ゴミ出しのルールが細かい
  • 虫が多い
  • 子どもを遊ばせながらリモートワークは大変

物価が高い

酪農が盛んな十勝において、物価が高いというイメージを抱いている方は少ないと思いますが、実際は直売所の野菜も東京に比べて割高に感じてビックリしました。牧場がそこかしこにあるのに、牛乳やヨーグルトなどの乳製品もなぜか道外より高いことも不思議です。

ただ、野菜類に関しては北海道産の収穫時期はかなり安くなるそうなので、滞在時期が悪かったのかもしれません。

子どもを遊ばせながらリモートワークは大変

移住体験施設から子どもの遊び場までは、車で約20分~1時間以上走らないとありません。普段は保育園に預けて仕事に集中できますが、移住体験中は子どもを見ながら仕事をします。日中は交代で仕事をし、足りない時間は子どもが寝た後に仕事をしていました。

季節移住で夏を快適に暮らす まとめ

暑すぎる夏は、快適な気候の土地で充実した日々を過ごしてみませんか。

移住体験施設を利用すれば、一定期間を暮らすように生活できます。

子どもにとっても、きっと思い出深い夏になると思います。

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